天つ水とは

~過疎が進む村にある「日本最古の歴史をもつ神社」~

水神宗社「丹生川上神社」は山紫水明の地、奈良県東吉野村に鎮座してます。

古く奈良時代に、朝廷より「祈雨・止雨の社」として篤い信仰を集めていました。

『続日本紀』には、祈雨に黒馬を、止雨に白馬を奉納し、
天からの恵みである雨「天つ水(あまつみず)」を祈願した事が伝えられています。

以後、1300年以上の永きに渡って継承されてきた水神祈願。
これは水神信仰における日本最古の歴史です。
水神宗社「丹生川上神社」はこうした歴史と伝統をもつ神社なのです。

一方で、近年、東吉野村では少子高齢化とともに過疎化が進み、氏子の減少による神社の維持継続が困難になっていた経緯があります。

1970年には7000人いた村民が、2017年現在1600人まで減少。さらに2040年には700人まで減少する推計が出されています。
人口が10分の1になる過疎の村。
日本最古の歴史と伝統を誇る神社もこの流れのなかで存続が危ぶまれる状態だったのです。

式年遷宮や例祭など、神社の護持や伝統文化の継承には大きな資金が必要です。
細かいところでも、例えば社殿のセキュリティ対策も取れないなどの厳しい現実があり、神社として強い危機感を感じておられました。

一方で、丹生川上神社ならびにその周辺は、高見川が流れ「夢渕」や「東の滝」など水の豊かな自然があり、まさに「水のパワースポット」にふさわしい場所。
また、境内の「丹生の真那井」はお水取りに訪れる方々が絶えない隠れたスポットでもあります。

水神を祀る神社と水の豊かな自然環境、これら「水のパワースポット」にふさわしい特産品を生み出すことで神社護持に充てていこうと生み出されたのが「天つ水」なのです。

~「天つ水」を通じ神社の維持継続費用を捻出。
さらに周辺環境の整備や村おこしにもつなげていきます~
 
本事業推進のため、神社様と足掛け2年におよぶ協議を経て、三才堂という会社をつくり、神社の土地を借り受けさせていただきました。また、地下200mの深井戸より湧き出る貴重なお水を汲み上げる形をとらせていただいております。
これにより「天つ水」の売り上げから神社の維持継続費用を捻出し、さらに氏子の皆さんをはじめとして雇用の創出も実現しております。今後は、引き続き周辺環境の整備や村おこしにもつなげていく予定です。

天つ水を通じて今、一つの小さな芽が生まれました。
この芽を大切に育み大きな花に咲かせて参りたいと考えております。皆様のご理解と心温かいご支援をいただければ幸いです。